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Macintoshトラブル脱出記

XLR8 MACh Speed G3/233をPower Macintosh 7600/120に挿す

G3カードを、Yahoo! Japanのオークションでせりおとしました。

このXLR8 MACh Speed G3/233は、カードに付いている12個のディップスイッチの組み合わせで、クロック周波数を変えることができるのが特徴です。ですから、233MHzと名前が付いていても、状況に応じてもっと速く走らせることができるのです。ところが、それと同時に、233MHzのカードだから233MHzなら安定して走らせることができる、というものでもないのです。

早速このアクセサレーターをPower Macintosh 7600/120に挿しました。

起動しません。本体の電源は入りますが、モニタに信号が行きさえしないのです。

説明書を読むと、本体との相性は、基本周波数次第だ、と言うようなことが書いてあります。さきほどクロック周波数を変えることができると書きましたが、基本周波数と分周数の組み合わせでクロック周波数が変わるもののようです。

下げるのも悔しいので、少しずつあげて行くと、2段階上がったところで、起動するようになりました。

ほっと胸をなで下ろし、電源を落としてしばらくしてから起動すると、起動しません。マックのアイコンが出て、MacOSのマークが出たあたりで、何やら文字化けしたダイアログ(今や滅多に見なくなった爆弾マーク!)が出て、ストップするのです。

ボタンがあるのでクリックすると、今度は起動します。

どうやら、再起動はだいたいうまくいくが、電源が落ちた状態からは起動しないようです。(電源を落としたばかりの時は起動するので、かえってやっかいでした)

周波数を変えたり、メモリを別のスロットに挿し変えてみたりと、いろいろと試す内に、基本周波数は最低の40MHzにして、分周数を6.6にすると、安定して起動するようになりました。

それをもう1つ上げて分周数を7にして、都合280MHzで、しばらく安定して動作していましたが、5月頃から、暑くなってきたせいか、不安定になってきました。そこで、分周数を6.6に落として、264.0MHzに戻して安定しています。

なお、挿し変えたメモリーは挿し変えたままです。日本語の説明書に第1スロットから遅いメモリーをはずせと書いてあったので、第1、第2スロットは空きになっています。意味があることなのかどうかは判りませんが。

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Copyright 1999-2000 Takuya Shigeta