家計簿アプリ。
銀行やカードの状況を一度に把握できるので、便利ですね。
Moneytree、Zaim、Moneyforwardが御三家かな。
どれも一長一短。
特に無料で使おうとすると、金融機関連携件数(口座数)や連携頻度に制限が出ます。
MoneytreeにはMableという三菱UFJ銀行が提供しているアプリもあって、Moneytreeと同じアカウントで入ると、金融機関などの連携も同じように使うことができます。
でも、同じと言うことは制限も同じ。
ユーザーインターフェースの好み、以外には、メリットがありません。
一方、Moneyforwordも、オリジナルのME以外にも色々なアプリがあります。
ただこれはMoneytreeとMableのように同じアカウントを共有するのではなく、どれも全く別のアカウントとして使うことになります。
つまり、複数のアプリを入れていても、金融機関などの連携をそれぞれに入れなければなりません。
これらにはマネーフォワード for 住信SBIネット銀行、for JAバンク、for 滋賀銀行など、様々なものがあり、それぞれちょっとずつ違っていますが、どれもApp内課金がある点では共通。
つまり、MEほど無料で使うときの制限がきつくはないけれど、いずれ制限にぶつかる、ということ。
ところで、その制限がない、言い換えるとApp内課金がない、Moneyforwardエンジン利用アプリが2つあります。(もっとあったら教えてください。)
一つ目は、三井住友信託銀行スマートライフデザイナーというアプリ。
アプリのデザインはほぼMEと同じです。
ただし、MEで無料でも使うことのできる口座のグループ機能が、このアプリにはありません。
また、現金の記録ができないのは最大のデメリットでしょう。
口座連携の追加時は、一つ一つの連携が完全に終わらないと次の作業に行かないので、数があると時間が余計にかかります。
それを除くと他にもいくつかの違いがあったにしても、ほぼ同等に使うことができると思います。
二つ目は、お金のコンパスfor TTというアプリ。
こちらは口座のグループ機能を使うことができます。
また、口座連携の追加時は、連携が途中まで進んだところで次の作業に入れるので、三井住友信託銀行スマートライフデザイナーに比べればスムーズに進めることができます。
ただし、家計簿機能は、どうやらいくらか省略されているようで、支出のカテゴリー分けもできないようです。
口座が大きく資産と負債に分けられているのも大きな違いですし、またデザインが他と大きく違って、かなりシンプルです。
そのせいか、カードの登録画面で「表示名」を設定しても表示名は表示されません。(銀行は表示されます)
なお、現金の記録はこちらもできません。
サブスクは払いたくないけれど、有料版に近い機能を使いたいという方、検討してみてはいかがでしょうか。