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macOSが不調

ずっと使い続けてきたmacOS(この時点でMojave)が、不調になった。CatalinaがリリースされてもMojaveを使っていたのは、FinaleがなかなかCatalinaに対応してくれなかったから。
どんな不調かというと、


  • Thunderbirdが起動しない。

  • AirDropが使えない。

  • プリンターが使えない。(プリンタードライバが選択できない)


AirDropは使えなくても代替がありますが、Thunderbirdが使えないとメールの整理が非常に困るし、プリンターが使えないのではまともな作業ができません。

普通に考えて、まず、OSのアップデート。Mojaveのバージョンの中でのアップデートを考えました。実際、2つくらいアップデートがあったので、当ててみましたが、効果無し。

次に考えたのが、Mojaveの上書きインストール
これをしてみましたが、上書きインストールがエラーになります。曰く、現行のMojaveのファイルの中に、消去できないファイルがあると。

しかたがないので、それならと、Catalinaへのバージョンアップを考えました。それには、Finaleの問題を解決しなければなりません。問い合わせたところ、「一部の環境ですが、反復記号などの一部の記号が文字反復記号のリスト上で表示されないなど不具合が確認されております。
問題が起こらない環境もある為、ご利用の環境では発生しない可能性もございます。」とのこと。
また、対応バージョンについては英語版で
https://www.makemusic.com/
からダウンロードできるとのことだったので、思い切ってCatalinaにアップデートすることにしました。
さて、実行。
ところが、言われてみればやはりというか。現行のMojaveのファイルの中に、消去できないファイルがあると。
しかたがない。再起動。
できない。
OSが起動しない。

しかたがない。
リカバリーモード(というのかな)からディスクユーティリティーは動いたので、起動ディスクを消去してから、Mojaveを再インストール。
データは別ディスクだし、それもDropBoxやOneDriveにバックアップがあるので、それほど悩まずに消去しました。
そしてMojaveの再インストールに成功。
アプリケーションはすべて起動ディスクに入っていましたが、基本的にネットからダウンロードで再建。
ただし、


  1. Finaleのライセンス認証

  2. Thunderbirdのプロファイル

  3. VirtualBoxの仮想ディスクイメージ


これらもデータじゃないので起動ディスクに入っていました。それらをなんとかしなければなりません。

Finaleは、これを参考に、消えてしまったディスクのライセンス認証の削除を依頼。翌日には削除してもらえました。
Thunderbirdは、メールアカウントのソフトへの登録から再スタート。面倒なのは、迷惑メールの再学習。はしから迷惑メール指定をしていったら、だんだん学習してくれました。
難関は、VirtualBox。なんと言っても、Windowsを消してしまったのですから。
Windows10のインストールディスクのディスクイメージは、マイクロソフトのサイトから割と簡単に入手。VirtualBoxで新規仮想マシンを作った後、最初に起動するときに、このisoディスクを指定すればWindowsのインストールは完了。
Windowsのプロダクトキーは、某A社の通販から格安のものを。格安すぎて心配でしたが、きちんと認証しました。

さあ、ここに来て、一息ついたら、「ディスク容量がほとんどありません」と警告が。
そんなはずはない。
ディスクユーティリティーで確認。
確かに、「その他のボリューム」という謎のディスクスペースが、起動ディスクの大半を占めていて、残りはわずか。
こうなったら、もう、どうしようもないので、Appleの電話サポートです。

どうやら、「その他のボリューム」というのは、いったんCatalinaをインストールしようとしたときに作られたものではないかと。Catalinaでは、Mojaveと違って、データ用のボリュームというのをOS用ボリュームと別に作るらしく、その残骸だろうと。
もういちど、ディスク全体を消去する必要があるとのこと。
しかたがないので、Finaleのライセンス認証を解除、ThunderbirdのプロファイルとVirtualBoxの仮想ディスクイメージを別ディスクに待避。
そこから、ディスクユーティリティーで、「表示」から「すべてのデバイスを表示」を選んでおいて、起動ディスク全体を消去。その上で、インターネットデータからCatalinaをインストール。
インストールして、「その他のボリューム」がないことを確認するまで、電話サポートの方が延々とサポートし続けてくださいました。
インストール後、もう一度各種アプリケーションをインストール。でも、2回目はずいぶん楽です。
ThunderbirdのプロファイルとVirtualBoxの仮想ディスクイメージは、元あった場所にコピーしたら、きちんとアプリケーションから認識しました。

さて、最後に、VirtualBox上のWindows10に、一太郎をインストールします。問題は、一太郎がいささか古いこと。ジャストシステムのショップサイト、Just MyShopで、ログインしてダウンロードしようとするのですが、もうダウンロードできないと言われてしまいました。
念のためディスクの中を探すと、その一太郎をインストールするためのアプリのファイルが残っていました。起動してみると、ちゃんと動いてくれて、なんとどうやらインストールファイルの実体をサイトからダウンロードしてくれているみたい。ファイル自体はまだ残っていたのですね。

ということで、長い顛末になりましたが、Macが復活しました。経費は、Windows10のプロダクトキー代ですみました。

SSDを外付けで増設

iMacのハードディスクがそろそろ満杯。
ハードディスクを付け足すくらいなら、SDDを付け足して、そこから起動したら速くなるかな。
それにしても、本体内部をいじるのはいやだし、専門家にお願いすればお金かかるから、外付けでいいや。
それにしても、外付けSDDって高いな。

というわけで、内蔵用SDDとケースを購入。外付けよりはるかに安く、外付けSDDと同じものができる。
SDDは、念のため、メーカーサイトでMacOSと書かれている物を選択。

実際に、内蔵用SDDとケースが到着して、SDD本体をケースに装着。
予想をはるかに超えて、楽。
それを、USB3.0でiMac本体につないで、再起動。
読めないから消去しろという表示。
消去とは言うが、これは、フォーマットのこと。
消去をクリックするとディスクユーティリティーが起動。
「消去」する。

SDDが読めるようになって、さて、システムのコピー。
Carbon Copy Clonerを使うことにした。
シェアウェアだが、試用できる。
どうせ、一度しか使わない。
(買ってもいいかと思って値段を見たら、びっくりしてしまった)
ハードディスク全部を移動するだけの容量はSDDにはないので、コピーする項目を慎重にえらぶ。
アプリケーションやライブラリ(2カ所ある)、それにVirtualBoxのディスクデータは移動する。

一晩かかってコピー終了。
そこで、コピー先をブート可にするか聞かれるので、ブート可を選ぶ。
おそるおそる「起動ディスク」を開くと、SDDが選択できるようになっている。
これを選択して再起動したら、ちゃんと起動してくれた。
思ったほどの速さではなかったけれど。

そのあとも、スムーズに事が運ぶ。
Office 365 soloの認証も、認証をし直すことでOK。
Finaleの認証は認証し直す必要なし。

面倒だったのが、Dropbox、OneDrive、Box syncの類い。
3つともパスワードは入力し直し。
DropBoxは、全データを再ダウンロード。
OneDriveは、全データを比較して同期する。
Box syncは、元ディスクにフォルダを置くために、いったんアンインストール(これが面倒でした)
それから、インストールしなおして、最初にログインするときにフォルダを指定。
それでも、全データを再ダウンロード。

あとは、「写真」アプリや「iTunes」アプリ。
これらのアプリのデータは移動しなかったので、一工夫。
最初にアプリを開くときにoptionを押しながら開きます。
そうすると、データのありかを聞かれるので、移動しなかったデータを指定します。

Finale2014とEl Capitan

Finale2014は、El Capitanに対応していません。困っている方も多いかと思います。
実は、日本語版はまだですが、英語版はすでにFinale 2014.5がリリースされていて、これはEl Capitanに対応しています。
ただ、日本語版2014で普通に作ったファイルを英語版2014.5で開くと文字化けします(英語版でも2014なら文字化けしないのですが)。この場合、Default Music FontをMaestosoかPetrucciにすると直ります。(Document>Set Default Music Font)

臨時記号付き装飾記号

Finale 2014のライブラリ用に、臨時記号付き装飾記号を試作しました。
逆モルデント、モルデント、ターンの上や下に、臨時記号を付けたものです。
ダウンロードしたら、ファイル→ライブラリを開くで、ファイルに読み込んでください。
読み込んだら、アーティキュレーションとして使えるようになります。

特定の五線だけを移動したい

Finale 2012では、五線ツールで五線を移動しようとすると、「上の五線との間隔を変更」するため、その下の五線も一緒に移動してしまいます。ハンドルのドラッグでもメニューの五線>五線の間隔でも同じです。
ハンドルをopthionキーを押しながらドラッグすると、特定の五線だけを移動することができます。(Mac版です。Windows版はわかりません)
マニュアルには見当たりません。
ドラッグ中の表示が変なので、ひょっとしたら非推奨なのかもしれません。

Finale2009の認証

Finale2009は、認証という面倒な手続きがある。

ところが、2台目のコンピュータの認証でつまずいた。
『認証に失敗しました』とエラーが出続けたのに、あるとき『これ以上の台数は認証できません』に変わった。

イーフロンティアに問い合わせてみた。

ひとつのライセンスで、同時に2台のコンピュータまで認証できるという。
そして、認証コードが送られてきた。
インターネットが接続していない状態でFinaleの認証画面を出すと、最後にこの認証コードを入力する画面になるので、入力せよ....
どうやら、これが、ネットが接続できない場合の認証方法らしい。

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