鬱滞性皮膚炎、ふたたび。

2年前に起こした、鬱滞性皮膚潰瘍。
2度と同じ病気は嫌だと思っていましたが、またやってしまいました。
ただしこんどは左足です。
昨年末に小さな切り傷のようなものができていました。
それを絆創膏を貼るくらいで放っておいたのです。
ところが、3月中旬からだんだん痛くなってきて、切り傷も二つに増え、4月始めに下北沢病院を受診。
思い返せば、この最初の受診と翌月の3回目の受診の間に、かなり傷が広がったように思います。
3回目の受診で、手術することに。手術は、血管内焼灼術という手術で、血液が逆流している静脈に、カテーテルを入れて、内側から高温で焼いて使えなくするというもの。
検査と診断のために2回通院した後、6月末に手術しました。
手術と言っても、日帰り。ただ、休息のために、0泊1日で入院しました。
翌日、経過観察のため、通院。
手術をすれば治るだろうという甘い期待は見事にはずれ、実は、このときから現在(10月11日)まで、症状がほとんど変わっていません。前回は、下北沢病院に通ってから治るまで早かったのに。
手術まで出ていたのは、イソジンゲルという軟膏。感染の治療のためとのこと。
手術から後は、ゲーベンクリーム。これは、前回もさんざんお世話になりました。
ここから先、3週間おきに通院していますが、上に書いたように、変化がありません。
ただ、毎日毎日、痛いのは本当に困るので、少しずつ対策をしました。
まずはロキソニン。これは、今回は3回目の通院から出してもらいました。
ただ、このとき、まだまだロキソニンがいるかどうか、迷っていたくらいだったようにも思います。
それほどは痛みを感じていなかったのでしょうか。
8月に、別の持病でかかりつけの内科に行ったとき、痛いと訴えたら、じゃあ、痛みの減る塗り薬を出してあげると言われ、それなら下北沢病院で出してもらうからと断りましたが、そのことを下北沢病院で伝えたら、キシロカインゼリーという表面麻酔薬を出してもらえました。
これは、塗れば、2時間くらいは痛みがなくなります。ただ、その時間が終わった後は、元に戻ります。
最初のうちは、ガーゼの交換の時に使っていましたが、最近はガーゼの交換の時以外にも、ガーゼを半分剥がして塗り足しています。痛いときにそれをしていけば、痛みからとりあえず逃れ続けることができます。
ただ、それをやっていたら、キシロカインゼリーが足りなくなりそうになってしまったので、慌てて一般薬を探しました。キシロA軟膏というのを見つけ、同じ濃度で主成分が入っているのを確認して、薬局で見つけて購入しました。が、これは麻酔薬としては効果がありませんでした。他にも成分が入っているからでしょうか。確かに、効能に「麻酔」とか「鎮痛」とは書いてないのですね。
もう一つ、周囲から勧められてもなかなかやらないでいたのが、神経ブロック注射。
でも、日本ペインクリニック学会のページで、通いやすそうな医院を見つけ、重い腰を上げて行ってみました。
さて、効果は。痛みが無くなりはしません。といえ、無効果とも言いません。平均的に痛みが減ったと言うよりも、痛い部位が減った感じです。残った部位は今まで通り痛いです。なので、キシロカインゼリーは手放せませんが、消費は減りました。
で、診療明細を見てびっくりしたのは、なんだ、神経ブロック注射って、キシロカインを入れるんですね。
ガーゼの話。いや、ガーゼでなくて、脱脂綿もありますね。一般にドレッシング剤というみたいです。
最初は、バンドエイドタイプの絆創膏。ニチバンケアリーヴ素肌タイプを使っていました。傷が大きくなるにつれて、ジャンボサイズまで使いました。大きくと言いましたが、大きさはそれほどでもないのです。ただ長細いので、おおきなパッドでないと納まらないのです。
これに傷が納まらなくなってからは、阿蘇製薬デルガードワンタッチパッドLサイズ。バンドエイドタイプはここまで。
その次は同じ阿蘇製薬デルガードの傷あてパッドLサイズ。7.5×10cm。ここからは、サージカルテープが別に必要になります。これと同じ大きさのスギ薬局のオリジナル製品も使いましたが、どちらかというとデルガードの方が痛みが少ないように思います。
それがだんだんギリギリになってきたので、メロリンの10×10cm。厚手で良さそうですが、肌に付く側が硬くて、痛みを感じやすいように思います。
それから、スズランケアエイド大きな傷口保護パッド10×15cm。これ、メロリンより安くていいんですが、個装になっていないので、衛生的に疑問。装着感は、メロリンより良いです。
サージカルテープは、不織布タイプがいいですね。他は、ロールから剥がすのにまず苦労してしまいます。
とりあえず、現在治療中。一体いつか直るのだろうか、と言う不安を抱えながら、とりあえず痛みがコントロールできれば良いくらいに考えるようにしています。
変化があったら、また書きます。

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このページは、shigetaが2019年10月11日 17:06に書いたブログ記事です。

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